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縫ノ池と湧水

縫ノ池と湧水

地下水くみ上げで枯れていた伝説の池が佐賀導水事業で復活(佐賀県白石町)

縫殿助(介)治綱伝説で郷土の人に愛されてきた「縫の池」の湧き水は、昭和33年に一度干上がってしまいました。農業用水確保のために地下水を汲み上げたことが原因だと言われています。ところが、佐賀導水事業により灌漑用、飲料水用の地下水汲み上げがなくなった平成13年4月頃から、また清水が出始めました。水質検査も「飲料水に適合」でした。 湧き水の復活は新聞や口コミ等で広まり、地域の人たちはもちろん、町内外から湧水汲みの人が絶えません。

地区住民の皆さんが復活を契機に、「縫の池」の原風景を取り戻そうと保存会「縫の池湧水会」を平成14年に結成し、清掃活動や茶会等を行い地域の宝である「縫の池」を大切に守っています。また「縫の池釣り大会と魚の観察会」・「キャンドルナイト」などが地区民総出で行われ、平成22年6月には、サガテレビが主催する「佐賀環境大賞」を受賞しました。

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白石町での水循環の保全・管理に関する取組

白石町では、杵島山系、白石平野、有明海等の自然環境から恵みを受けて、農業や漁業が盛んにおこなわれています。おいしい農水産物は、本町の魅力となり、町内外の人に喜ばれています。またこれらの恵みは、私たちの暮らしを支え、うるおいを与えるとともに、さまざまな生きものに生育・生息環境を提供しています。

町民・事業者・町は、それぞれの立場で、自然環境の保全や快適な生活環境の確保、貴重な資源の循環、地球温暖化対策等を考え、行動を起こしています。また、本町の豊穣の大地と海の恵みを活用しながら心豊かに住めるまちを自分たちの手で守ることに誇りと自信を持っており、良好な環境を将来の世代に引き継いでいます。

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