神奈川県立相模湖公園
湖面に映える四季の彩り(神奈川県相模原市緑区)
相模湖公園は、昭和22年の相模ダム完成とともに生まれた人造湖である相模湖の湖畔に位置する県立の都市公園です。春のサクラや、湖上での花火大会、湖を囲う深い森の鮮やかな紅葉、湖で楽しめるワカサギ釣りなどの季節の風物が、湖面に四季を運びます。休日には湖の遊覧やボート遊びを楽しむ家族連れや、湖畔で一休みする自転車やオートバイのツーリストたちにとっての憩いの場として親しまれています。
水力発電の歴史を伝えるレガシー
相模湖は、釣りやボート遊びなどが楽しめるレジャー施設として多くの方々に親しまれていますが、神奈川県の電力需要を支える重要な水力発電施設としても活躍しています。園内の湖畔近くに佇む水力発電機のモニュメントは、相模ダムで活躍した第1号発電機タービンです。発電機としての役目を果たし終えた現在は、神奈川県の利水の歴史を後世に伝え続ける役目を担っています。