広瀬ダム
山梨県で初めての多目的ダム(山梨県山梨市)
広瀬ダムは、水害の防止と水利用による沿岸地域の住みよい豊かな暮らしを目的に、昭和44年に着工し昭和50年に完成した山梨県で初めての多目的ダムです。標高1,000mの位置にあるため、春・夏は躑躅や新緑、秋には紅葉、冬にはダム湖全面結氷など、四季折々の風景を楽しむことが出来ます。また、昨今のダムカード収集と相まって来訪者が増加しております。
水害防止と水利用(ダムによる効果)
広瀬ダムは、異常気象時においてダムから下流に流れる水の量を少なくする洪水調節を行うことにより、下流河川の氾濫を防ぐはたらきをしています。また、ダムに貯めた水について、下流畑地へのかんがい用水、飲み水としての上水、畑地かんがいと上水道に利用する前の水を使用した水力発電など、有効な水利用を行っております。