見返りの滝
日本の滝百選(佐賀県唐津市)
日本の滝百選にも選ばれた唐津市相知(おうち)町の見帰りの滝。春は桜、夏は深緑、秋は紅葉がそれぞれに滝を彩ります。特に見ごたえのあるのが6~7月のアジサイ。ブルー、ピンク、紫など40種約40,000株にものぼるアジサイが九州一といわれる豪快な滝と見事な風景を演出します。滝一帯は見帰りの滝公園として整備され、滝をいろんな角度から眺めることができます。【写真提供 佐賀県観光連盟】
唐津市での水循環の保全・管理に関する取組
風光明媚なリアス式海岸風景、新鮮な魚貝類、白砂青松、玄界灘に浮かぶ七つの島と水平線が見える紺碧の「うみ」。木材供給、水源かん養、里山の風景、二酸化炭素を吸収し新鮮な酸素を供給する樹木、その恵みを受ける森林浴、野生生物の自然環境、昔ながらの棚田、農山村の自然があふれる「やま」。せせらぎや急流など多彩な表情を見せる七山や厳木の清流、マイナスイオンがふりそそぐ七山や相知の滝、神功皇后の鮎釣りの伝説がある玉島川、厳木川、徳須恵川などを支流として唐津湾へ流れ込む松浦川など上水道や農業用の水として利用している「かわ」。豊かな自然と歴史や文化に恵まれた唐津市は、河川や海域の浄化、森林の緑化など、自然環境の保全・回復に対して先進的に取り組みを進めるとともに、地域資源として積極的に活用し、環境と調和した社会の形成をめざしています。