轟の滝
湯上りの散歩にぴったり(佐賀県嬉野市)
嬉野(うれしの)の温泉街から長崎方面へ1kmほど行った嬉野川の上流、塩田川と岩屋川内(いわやがわち)川との合流付近にあるのがこの轟(とどろき)の滝です。高さは11mで、三段の滝を形成しています。滝壺の面積は、約2500平方メートル。水が流れ落ちる音が、雷が轟くようであるところからこの名前がつきました。周辺は公園になっており、湯上がりの散歩にぴったり。滝の下流にある滝見橋は、滝を眺める絶好のポイントです。春には桜の花が公園一帯に咲き、人々の目を楽しませてくれます。【写真提供 佐賀県観光連盟】
嬉野市での水循環の保全・管理に関する取組
嬉野市には、肥前小富士の別名を有する唐泉山や春の野焼きが西日本でも有数の規模を誇ると言われる大野原高原といった特色ある山々があります。また、河川では、有明海に注ぐ塩田川が市の中心部を清らかに流れています。嬉野市では、このような豊かな自然環境や水環境を守り、次世代に引き継いでいくため、自然環境と景観に配慮した河川空間づくりの促進、河川愛護意識の高まりによる河川の環境美化、地域の生活環境の向上及び水質改善や美しい清流の復活を図る汚水処理施設整備、森林(もり)と人々(ひと)との語らいの場の整備を図り、自然環境や国土保全、水源の涵養等、森林の持つ公益的機能を発揮させる共生の森林(もり)づくりなと様々な取り組みを進めています。