詩歩(しほ)さんのコメント
    
    
      
        例年にない早さで夏を迎えた2022年。私が住む京都は盆地でとくに暑くなりやすいので、常に室外機のそばを歩いているかのような湿度をもった熱気を日々感じています。
        そんな中、改めて感じるのは水の大切さ。汗をかいたあとに飲む水が全身に吸収されていく感覚や、街なかで散布されている冷却ミストの近くを通るときの生き返ったような心地は、やはり私たち人間の身体は水でつくられているのだなあと再確認します。
        数年の間でも大きく気候が変動している地球。これから先、子供や孫が生まれる世代にはどのような日本になっているのでしょうか。水はもちろん身近な資源も有限であることを共通認識として持ち、ひとりひとりが未来を考えた行動をしていきたいですね。 
      
      
       
      
      
     
    
    
     ひきたよしあきさんのコメント
    
    
      
        一目見て、「きれい!」「かわいい!」「おもしろい!」 
        「あたらしい!」「めずらしい!」と心が動いた 
        ものを選びだしたら50点近い作品が残りました。 
        そこから構図、色の配置、タイミングの妙などを 
        モノサシにふるいをかける。それでも20点前後が 
        残り、最後は「水」「人」「自然」の「ふれあい」を 
        強く感じられるものを選んでいきました。10点に 
        絞る作業は本当に苦しく、時間をあけて眺めてみる 
        こと数回。今なお捨てがたい作品が脳裏がよぎるほどの 
        接戦でした。長く審査員をさせて頂いていますが、 
        年々応募作品のクオリティが高くなるのを実感しています。 
        「水」と「人」のふれあいという奇跡の瞬間が、星の数ほど 
        あることに驚いています。