渇水
1965 年頃から、全国的に雨が少なくなる傾向にあり、各地で渇水が発生しています。これまでにも、1978 年の福岡渇水、1994年の列島渇水そして2005年の西日本を中心とした渇水などの大きな渇水が発生しています。特に最近20~30 間は、少雨の年と多雨の年の年降水量の開きが次第に大きくなってきています。
渇水が発生すると、水道用水では断水や減圧給水によって、食事の用意ができない、水洗トイレが使えないなど家庭生活や社会活動に大きな影響を及ぼします。また、工業用水では工場の操業短縮や停止、農業用水では農作物の生育不良や枯死が起こるなど経済社会活動に大きな被害が生じます。
このように、水は1日たりとも欠かせない重要な資源なのです。