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各賞決定!!
厳正な審査の結果、各賞が決定いたしましたので発表いたします。
受賞者の皆様、おめでとうございます。
今年も多くの応募をいただきありがとうございました。





詩歩(しほ)さんのコメント
昨年に引続き、今年も楽しく審査させていただきました。
今年は昨年と比べて、ほっこりしてしまうような可愛らしい家族写真が多くなったかなと感じています。雨が少ない夏でもプールや川でたくさん遊べて楽しかったという声が写真から聞こえてきそうでした。
さて、今回わたしが選ばせていただいたのは、そんな“声”が写真から聞こえてきそうな作品。
絵のように美しい波紋を見せている水の「私もこんなに繊細で美しいのよ!」という声だったり、作物を育てて、母のような役割をしている水の「きちんと美味しく育つのよ!」という声だったり、意識しないと気付かずに通り過ぎてしまいそうな“水の声”を捉えた作品を中心に選ばせていただきました。
これをきっかけに、皆さんが普段は気づかない“水の声”に耳を傾けるきっかけになったらいいなと思います。



ひきたよしあきさんのコメント
写真に言葉はいりません。理屈もいりません。
「いいな」と思った瞬間を切りとるだけ。
最近は加工も手軽にでき、自分の感性を
あっという間に世界に拡散できます。
今回集った作品もそんな時代を反映して、
水への畏敬、水の変転、水の沈黙、水のにぎわい、
眺める水、使う水、遊ぶ水、いのちの水と
様々な角度から水と人とのふれあいが切り取られて
いました。
選考は困難を極め、何度も選び直す迷走状態。
最後は私一人でなく、言葉も違う世界の人々が
写真を眺め驚いたり、微笑んだり、うっとりするかを
想像しながら選考しました。
これを機に「水の日」を多くの方が意識して、
来年も選考者を悩ませる作品が集ることを
願います。ありがとうございました。




山本景一さんのコメント
今回は、8月末まで募集期間を拡大し、盛夏の写真の増加を期待しました。まとわりつくような暑さが伝わってくるイメージです。
が、しかし、予想は外れて、水辺の美しい風景や水を背景に人が元気で楽しんでいる写真が多く、澄んだ爽やかさや涼しさが伝わってきました。賞に選定された作品は、この代表作的なものです。水の持つ魅力の一つを実感させられます。 一方、雨や暗雲の写真はほんの数点でした。「水に関するものであれば何でも!」というテーマ設定です。こちらの方向の写真ももっと見てみたいと思いました。次回も、これまでにない作品を楽しみにしています。 応募者の皆様には深く感謝申し上げるとともに、これを契機に身近な水に関心をもっていただけたら幸いです。