詩歩(しほ)さんのコメント
今回の2次審査の応募作品は、ほとんどが外で撮られた写真でした。
コロナ以前から審査員をさせていただいていますが、自由に行動できなかった時期はご自宅で撮られた写真、例えばお庭のプールで遊ぶお子さんやペットなど家族の姿を収めた作品が多かったかと思います。
今回は旅先の写真や私がテーマにしている絶景の写真も多く見られるようになり、本格的に以前の暮らしに戻ってきたのだなぁと感じています。
どの作品からもそんなワクワクした声が聞こえてきそうで、久しぶりに選ぶのに苦戦しました。これは、最終審査も苦労しそうです!
ひきたよしあきさんのコメント
水に触れ、水を飲み、水を浴びる心地よさ。
その瞬間の歓声が聞こえてくる作品が多かったのは、
長期に渡ったマスク生活から解放されたせいでしょうか。
水に接したとき、人がどれほどいい表情をするか。多くの作品が、それを示してくれました。
一方で、海、川、雨、水たまりといった様々な水の表情と季節や生き物が織りなす自然の景色が、とても印象的でした。
「私たちの住む世界は、こんなに美しかったのか」と気づかせてくれる作品も多々ありました。
作品数も多く、選考にはずいぶんと悩みました。
その中から「生きる喜び」が伝わってくる作品を選びました。
美しい水が、潤沢にある環境を守らなければいけないと思わせるものもチョイスしました。